マーケティング部を離れ、サプライチェーン部へ異動する1か月前の出来事。
「大手メーカーでマーケティング責任者として活躍してきた方がヘッドハンティングされて、うちの会社に、しかも東京オフィス勤務になるらしい」
その噂は私の耳にも届いた。
その2週間後に、その方は東京オフィスへやってきた。
言語化できないけれど、心はもやっとしている状態の私。トイレでその方を見かけたので声をかけてみた
「マーケティングって幅広いと思うんですけど、どんなマーケティングをされてきたんですか?」
「市場調査、商品開発、ユーザーアンケートとか。〇〇っていう商品知ってる?有名だよね、あれを長年育ててきたの。さまざまな部署を横串一本で通し、売れる商品を世に出すことをやってきましたよ」
見た目や話し方は穏やかだけど、実績と経験を持ってる自信がぷんぷん匂った。
悔しい
マーケティングを勉強したいと上司に申し出ても、部長がなんていうかな~、お金も結構かかるし、と断られた当時の自分。
自分の会社では叶えられないから、マーケティングの資格を取ったり、ボランティアで他の会社の販売促進の手伝いをさせてもらったり、孤独に探索してきた。
なのに、今になって生きた人材がやってくるんだよ!
マーケティングとは何か悩んで模索していたときに、そのようなマーケティング責任者としての経歴がある方と出会っていたら、当時の私はワクワクして勉強させてもらったと思う。
今から、私はマーケティング部から外れてサプライチェーン部に異動する
このチャンス到来の時期が自分のタイミングと合わなかったこと、
マーケティング責任者が自信たっぷりに言う ”売って利益を出す”ためのマーケティングの話では、もうワクワクしなくなった今の自分の変化にも、
悲しく悔しい気持ちでいっぱいになった。
誰よりも求めていたはずだったのに、そのチャンスが私には訪れなかった。
でも私は、これからも自分がワクワクするマーケティングを深堀りしていきたい。
こういう悔しさでいっぱいになってしまったら、まずは深呼吸して、
とりあえず、長い目で見ることを意識する。
長い目でみれば、この瞬間が気にならなくなるくらい新しい学びや出会いが待っているかもしれないし、別の機会に、そのマーケティング経験者の方から学べるタイミングが訪れるかもしれないし、未来が未知である分、今や過去にこだわらなくていい気がする。
今は、悔しいけども。自分に言い聞かせるしかない。

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